読者からの声
脳科学者 中野信子さん 大絶賛!
「今まで読んだどの本より『発達障害』の世界がリアルに描かれています。
ぜひ、多くの人に読んでいただきたい一冊です」
■「あすかさんとご両親の歩いてきた道の険しさに胸が熱くなりました。
大好きな音楽であすかさんの花を咲かせて、私たちに希望を与えてほしいです」(53歳・女性)
■「音色が素晴らしく、心に染みわたり、涙があふれました。野田あすかさんのいろんな曲を聴いて、
命が揺さぶられるようでした。また新たに人生を出発させていただきました」(79歳・女性)
■「生きにくくて、もどかしい時もがんばろうと思えました。
発達障害の人だけでなく、自分に自信がなくて悩んでいる人みんなに読んでほしいです」(32歳・男性)
■「私も統合失調症で苦しんできましたが、あすかさんの本を読んで、
あすかさんの両親やピアノの先生といった人とのつながり方に感銘を受けました。
あすかさんの道のりは、一見遠回りをしているようですが、そんなことはないと思います。
これからもピアノを通じて人の痛みを癒すピアニストになってほしいと願っています」(52歳・女性)
■「あすかさんのCDに励まされました。私は心の病気になっていますが、
がんばって病気を治します」(35歳・女性)
■「発達障害の子供がいるので参考になりました。あすかさんのご両親のように、
子どもを愛して、支えてあげたいと思います」(45歳・女性)
CDブックの紹介
CDブック
発達障害のピアニストからの手紙
〜どうして、まわりとうまくいかないの?〜
著者 野田あすか
野田福徳・恭子(両親)
本書内容
あすかには広汎性発達障害、解離性障害という障害があります。それにパニックを起こして自宅2階から飛び降りて右足粉砕骨折をした後遺症で、杖がなければ歩けませんし、ときには車椅子が必要です。さらに左耳感音難聴と、たくさんの障害のあるピアニストです。あすかが20歳を過ぎて初めて広汎性発達障害と診断されるまで、私たち両親は、あすかに障害があるとはまったく思っていませんでした。
本書では、私たちの後悔や失敗についても、できるだけ包み隠さず書きました。また、障害のある人はどのような気持ちでいるのか、何を考えているのかがわかるように、あすかにも「あすかの手紙」として思い出すかぎりのことを書いてもらいました。そこには、私たちも初めて知ることがたくさん記されていたのです。(野田福徳・恭子)
CDの内容
付属CDは本書のために新たに録音しました。
私のピアノでみなさんがほっとしてくれるとうれしいです。
つらいこと、苦しいことがいっぱいありましたが、ピアノはいつも私のこころをわかってくれて、私の「こころのおと」を出してくれます。みんなと同じことができずに苦しいとき、ピアノが「きみのままでいいよ」って教えてくれます。
障害とかがなくても、将来が不安な人や、今苦しんでいる人が、私のピアノを聞いて、ほっとして「またがんばろう」「これからも生きていこう」と思ってもらえるような音を目指すこと。これが私の夢、私の願いです。こころをこめて弾きました。聞いてください。(野田あすか)
本書の構成
第1章
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なぜ、まわりの人とうまくいかないのか
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第2章
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ピアノが教えてくれた「こころのおと」
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第3章
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くやしい気持ちを我慢していた子どもの頃
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第4章
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なぜ、パニックになるのか? 「いつもと同じ」は「安心サイクル」「いつもと違う」は「不安サイクル」 |
第5章
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精神科に長期入院。原因は何なのか?
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第6章
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下された診断は「広汎性発達障害」
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第7章
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障害を隠し続けるのか、公表すべきなのか?
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第8章
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ありのままの自分でいい
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第9章
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手紙 ~小さいころの私へ~
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CD収録曲
手紙〜小さいころの私へ〜
演奏:野田あすか
- おもいやりの風 自作曲(作曲:野田あすか)
- ふわふわ 自作曲(作曲:野田あすか)
- 3つの小品 FP. 48 第3曲 トッカータ
- カッチーニのアヴェ・マリア
- アメージング・グレイス
- 愛燦燦
- しあわせ運べるように(ピアノソロバージョン)
- 手紙〜小さいころの私へ〜 自作曲(作詞・作曲・歌:野田あすか)
- 生きるためのメロディ 自作曲(作詞・作曲・歌:野田あすか)
- 手紙〜小さいころの私へ〜(カラピアノ) 自作曲
- 生きるためのメロディ(カラピアノ) 自作曲